中卒や高卒の低学歴の人と、大卒や大学院卒の高学歴の人ではクレジットカードの審査基準に差があったりするのでしょうか?
また、高学歴の人じゃないと保有できないクレジットカードがあったりするのでしょうか?
年齢、年収、学歴、職業と言った項目が今の日本では客観的に人の価値を判断するのに多く使われているのですが、クレジットカード会社もこれと同じものを重要視しているのでしょうか?
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学歴の重要性
現在日本で発行されているクレジットカードで、審査で学歴を見ているものはありません。
以前はダイナースクラブカードの申し込み時に職業などと共に最終学歴(出身校)を記載する欄がありましたが、現在それはありません。
学歴と年収&職業の関係
日本だと学歴と年収には相関関係が強くあるので、年収の項目で学歴も間接的に見られていると考えることもできます。
平成24年に厚生労働省が発表した「賃金構造基本統計調査」を見ると、高卒者の平均年収が男性458万円・女性294万円であるのに対し、大卒者のそれは男性648万円・女性443万円と男女共に1.5倍ほど多くなっています。
年収が1.5倍違うと可処分所得は3~4倍くらい違うでしょうから、クレジットカードの審査通過率に差が出て来るでしょう。
また医師、薬剤師、弁護士、教師、国家Ⅰ種公務員など大卒者しかなれない職業はたくさんありますし、大企業のホワイトカラー正社員はまず間違いなく大卒です。
なぜ学歴を考慮しないのか?
クレジットカードの審査申し込みをするときに学歴の記入が必須の国がたくさんあるのに、日本でそれをしないのは調査が大変なのと、利用率が低い段階で発券のハードルを上げたくないからでは無いでしょうか?
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高卒の人が大卒と嘘をついて審査に申し込んだとして、クレジットカード会社はどのようにそれが本当なのかを確認すれば良いのでしょうか?
大学に問い合わせたとしても卒業者に関する情報は開示してくれませんし、CIC(指定信用情報機関)には学歴なんか載っていません。
最終卒業校の卒業証明書のコピーなどを提出するのを必須にすれば確認することもできますが、それを必須にしてしまえば審査に申し込む作業がとても面倒になり、今まで以上にクレジットカードの利用割合が落ちてしまうでしょう。
例外となる大学カード
ブラックカードやプラチナカードを持つことによって経済的に成功していることを証明するみたいに、学歴が高いことをクレジットカードで証明したいという人は、卒業した大学が発行しているクレジットカードを持ってみてはどうでしょうか?
・赤門カード(東京大学)
・如水会会員証カード(一橋大学)
・蔵前カード(東京工業大学)
・早稲田カード
・慶應カード
これら以外でもカードを発行している大学は多いので、「ご自身の卒業大学名+クレジットカード」で一度google検索してみて下さい。
大学名の入ったデザインになっているので、ご自身の高学歴を自慢にするには最適のカードだと思います。
ただし、限度額や保険の補償上限も低く、優待は学内のレストランで割引が利くだけと言った使い勝手の悪いカードばかりです。
※注意
京都大学カードは京都大学の学生以外も作れるので、保有しても学歴自慢にはなりません。
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学歴が無い人でも後からステイタスを得れる
クレジットカードの審査で重要視されるのは年齢、年収、職業(勤務先&勤続年数)、住居形態(賃貸の場合は居住年数)なので、社会人なってしまえば学歴はまったく関係ありません。
学歴しか自慢できることが無い人にはキツいかもしれませんが、学歴は無いけど起業してお金持ちになった人、ステイタスは無いけどお金だけはある人には優しい世界です。
そういう方は積極的にプラチナカードやブラックカードを持って自分に足りないステイタスを補完するようにしましょう。
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