クレジットカード審査の在籍確認の電話は減っていく傾向にあると思います

「クレジットカードを新しく作りたいけど、勤務先に在籍確認の電話が掛かって来たら嫌だな・・・。」

在籍確認の電話が掛かってくるくらい気にならないと言う人もいるでしょうが、大半の人が上記のようなマイナスの感情を持つと思います。

特に現代では誰もが携帯電話を持っているので、私用の電話が会社宛てに掛かって来ることが無く、それなのに会社に名指しで電話が掛かって来てしまうと「何かトラブルに巻き込まれているのかな?」なんて周りの人は疑ってしまいます。

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在籍確認は減っている

・個人情報保護の徹底
・雇用形態の多様化

この2つを理由に在籍確認を行うクレジットカード会社は減少傾向にあります。

個人情報保護の徹底

在籍確認をしようと勤務先に電話を掛けても、何も確認することができないことが多くなっています。

クレジットカード会社の審査担当者が電話で「○○さんはご在籍でしょうか?」と質問しても、企業側は「社員の個人情報に関する質問にはお答えできません」と答えるのが今は普通です。

このために最近の電話確認は勤務先への在籍確認ではなく、個人の携帯電話への本人確認くらいになっています。

雇用形態の多様化

勤務先に電話を掛けた際に、申込者本人が応じるなどして在籍が確認されたとしても、それだけでは信用することが出来なくなっているのです。

なぜなら大企業に在籍していても、正社員ではなく派遣社員などの非正規雇用者の可能性が高くなっているからです。

「きちんとした会社に在籍しているからカードを発行しても大丈夫」と安易に考えられなくなった現代では在籍確認の意味が無くなってきているのです。

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信用の変化

正社員としての終身雇用制度とが当然とされる時代が長く続いたので、「どこの会社に勤務しているのか」だけで日本では信用度を判断することができました。

しかし、現代ではそれが崩壊してしまったので、新しい信用基準に徐々に移行していくと思います。

新しい信用基準と言ってもそれは欧米で既に導入されているもので、クレジットヒストリー(クレヒス)によるものです。

クレジットヒストリーをクレジットカードの利用歴と思っている人が多いのですが、それは間違いで、クレジットカードの利用歴の他にキャッシング(消費者金融の利用など)や住宅ローンなどの借金に関することすべてをまとめた物を言い、「借りた物をきちんと返している人かどうか」を調べるためにあります。

信用が高いのは返済経験がある人

・一度も借金をしたことが無い人
・何度も借金をしているけど、毎回きちんと返済している人

この2人の内、金融機関がお金を貸したいと思うのは後者の何度も借金をしている人です。

前者はお金を貸したときにどんな行動を取るか予測できませんが、後者ならばきちんと返してくれる可能性が高いと予想することができます。

現金がたくさんあっても普段から適度に借金をしておかないと信用度が低いままになってしまい、いざという時にお金が借りられなくて困る

良い借金を積極的にしよう!

日本人の多くは借金はすべて良く無いものと考えていますが、良い借金もあります。

クレジットカードの利用もそれで、無利息で1~2ヶ月支払いが先延ばしにできるのはとても良い借金です。

何故なら、自分の銀行口座内に1~2ヶ月間現金払いをしていたら無かったお金がある状態になり、そのお金に利子がつくので儲けを得ることが出来るのです。

今の利回りだと超微々たる金額にしかならないですが、良い借金であることには変わりはありません。

※分割払いやリボ払いは銀行の利子よりも高い利息が付くので悪い借金になります。

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まとめ

大手企業に勤務しているからというだけで何千万円もの住宅ローンを借りられる時代はそろそろ終わりを迎え、良い借金をして、そしてそれをきちんと返済するのを繰り返すことでクレジットヒストリーを積むのが日本でも重要になるでしょう。

クレジットヒストリーを積み始めるべきタイミングはのは親の信用力でクレジットカードが作れる学生時代となり、社会人になってからでは遅いかもしれません。

そういう時代になれば電話による在籍確認なんて行われることはないでしょう。

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