「クレジットカードを持つと使いすぎてしまって、借金まみれになってしまうのが怖いから持たない」と言う人がいますが、使い過ぎてしまうとはどういうことなのでしょうか?
クレジットカードは決済手段のひとつであって、消費を強制してくるものではありません。
過去に重たい借金を作ってしまったと言う人が警戒しているのならわかるのですが、そうでない人がタイトルのようなこと思う理由は何なのでしょうか?
欲望に負けてしまう
給料日前になると銀行口座の中のお金が無くなってしまう人がいて、給料が少なくてギリギリの生活をしているのでしたら仕方がないのですが、十分な金額をもらっていてもそうなってしまうお金にだらしがない人もたくさんいるのです。
・後先考えずに欲しいものがあったら買う
・今はお金が無いけど来月になればあるから買っちう
お金の管理がきちんとできる人には理解できないかもしれませんが、上記の様な思考回路の人はたくさんいて、こういう人にクレジットカードを持たせると消費が加速してしまい、結果として借金まみれになってしまうのです。
「使い過ぎてしまうのが怖い」と言うのは「お金の管理ができない」と言っているのと同じと考えるとタイトルの発言の意味が理解できると思います。
太っているよりも痩せている方が良いのは明らかなのにダイエットが上手く行かない人が多いのと一緒で、頭が悪いから無駄遣いしてしまうのではなく、生活習慣や精神的な甘さが原因となっています。
クレジットカードの効果
クレジットカードが原因となって過度な消費をしてしまうことは無いとは言い切れません。
即決できる環境
クレジットカードを使う人の消費支出は使わない人に比べて平均23%増えると言う調査結果があるので、金銭感覚だけが悪いのではなく、クレジットカードそのものが悪とも言えないことはありません。
手元のお金が無ければその場で購入することが出来ず、ATMなどに行きお金を下ろす必要があって、その間に本当に欲しいのかどうか考えなおす時間ができるのが無駄遣いを防止する効果があるのでしょう。
無駄遣いを減らすアドバイスに「欲しい物を見つけたら1週間待って、その時もまだ欲しいと思っていたら買いましょう」という有名なものがあって、クレジットカードはこれとまったく逆のことができるから無駄遣いを推進してしまうのです。
目に見えないただの「数字」
現金は使うと減りますが、クレジットカードはすぐには減りませんし、減るのも通帳の数字だけなので、消費支出をしたことを実感できない人がいるのです。
「給料のもらい方が現金手渡しから銀行振り込みに変わってありがたみが減った」と言うのと逆の感情と言えば理解できる人も多いでしょう。
・通販だと買い過ぎてしまう
・デジタルコンテンツは買った気がしない
目の前で物が増えたり減ったりすると、何かが行われたのは実感しやすいですが、数字が変わっただけ(しかも目に見えないところで)だと自分がいくら遣っているのかわからなくなってしまっても仕方がなかったりもします。
教育の賜物
「日本人のカード利用率が低い理由とそれによる弊害などをまとめました」でも書いているのですが、クレジットカードは怖いものと考えている人が多いのは親やマスコミの教育の賜物です。
「クレジットカード破産する人が増えている」と言う内容のニュースを真に受けた親が子供に「クレジットカードは怖いもの」と
教え、子供がクレジットカードを作りたいと言った時に反対すると言う構図が多くの家庭であると思います。
お金の話題から逃げることばかりを教えているから日本人の金融知識は低いままなのです。
パチンコや競馬などのギャンブルは大好きなのに、株などへの投資を嫌う人が多く、しかもその理由が「そんなギャンブルみたいなことしたく無い」だから笑ってしまいますよね。
それから、クレジットカードは現金と違ってお金が減らないからついつい使い過ぎてしまうとか言ってるくせに、電子マネーの普及率が高いのにも矛盾を感じます。
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