消費税増税時にポイントが5%も還元されるならば、換金性の高いものをクレジットカードの限度額いっぱいまで買った方が良くないですか?

10%への消費税増税と同時に、期間限定でキャッシュレス決済をした人に2%のポイント還元を行う政策を検討していた政府ですが、2018年11月22日にはその幅を5%へと拡大する案を検討していることを明かしました。
 

政府は10%への消費税増税のタイミングで2%の還元と言うキャッシュレス化推進政策を打ち出すみたいだけど失敗しそう
政府が消費税の10%への増税時に、中小規模の小売店に対して「キャッシュレス決済をしたお客さんに対して2%を還元する」と言う政策を検討しているという報道がありました。 これは「ポイント還元で消費税分の値上げをカバーできるので消費は落ち込

 
もし5%還元実現したら換金性の高いもの、95%以上で換金できるものをクレジットカードの限度額いっぱいまで購入して売却するのを繰り返す人が出て来そうなのですが、それへの対応策については政府はどう考えているのでしょうか?

もし無策でいるのならば、クレジットカードの限度額が大きい富裕層が得することになると思うのですが・・・。

デビットカードや電子マネーで購入即売却を繰り返せば限度額は無限大で、富裕層以外も恩恵に預かれると思うかもしれませんが、現金orクレジットカードでしか購入できない商品というのは非常に多くなっています。




換金性の高いものとは?

換金性が高いと言われているものを紹介します。

 

JCBギフトカード

数ある商品券の中でクレジットカードで購入でき、換金性が高いのはJCBギフトカードです。

金券ショップで97%で買い取られており、2%サヤを抜くことができます。
(正確にはクレジットカード自体のポイント還元もあるので、2%+αのサヤを抜いていることになります)

ただしJCBギフトカードの購入は現金かJCBカードでしかできません。

10,000円のギフト券を購入する時に消費税が掛かるので2%のサヤ抜きでは損になるのでは?と思うかもしれませんが、ギフト券は内税なので考慮する必要はありません。

・JCBギフトカード
https://www.jcb.co.jp/voucher/gift-card/index.html

 

QUOカード

JCBギフトカードよりも使い勝手の良いQUOカードですが、買取価格相場は95%と低めです。

クレジットカードを利用するにはJCBカードを利用してJCB-QUOカードを購入するか、ファミマTカードを利用してファミリマート店頭で購入するかのどちらかしかありません。

・JCB-QUOカード
https://www.jcb.co.jp/voucher/quo/index.html

 

新幹線回数券

最も需要の多い東京新大阪間の新幹線回数券は金券ショップで93%~97%で買取されています。

時期により換金率は異なりますが、サヤを抜ける確率は高い商品です。

 

インゴット

インゴット(金の延べ棒)も換金率の高い商品と考える人も多いと思いますが、クレジットカードで購入できるのは加工品(ペンダント等になったもの)のみで、それは換金率が非常に低くなっています。
(amazonや楽天で購入するとならクレジットカード利用できますが、手数料が高くなってしまい本末転倒です)

クレジットカードのポイント還元サヤ抜き目的でインゴットを購入するのは無理そうです。

インゴットは500g以上購入しないと購入売却時にバーチャージと呼ばれる手数料が掛かってしまい、クレジットカードで中小規模の貴金属店から購入できたとしてもサヤを抜くには約240万円以上の投資が必要になります。

 

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中小小売店に該当するのか?

ここまで紹介したサヤ抜きできそうな商品を販売しているのはJCB、ファミリーマート、JR東海と言った大企業になり、5%還元の対象にならないであろう店舗ばかりです。

そもそも、ギフトカード類の換金性が高くなるのは使い勝手が良い事が条件なので、大手企業が発行しているものだけになります。

 
発行元ではなく、中小小売になる金券ショップで購入すれば良いのではと考える人もいるかもしれませんが、金券ショップは薄利多売なビジネスモデルであり、加盟店手数料の支払いが必要なクレジットカード決済を導入していないお店がほとんどです。

ネット上には何軒かありますが、どこもクレジットカード払いの場合は10~20%の手数料を上乗せしているところがほとんどです。
(完全に加盟店規約違反ですが、契約解除になっても構わないといったスタンスなのでしょう)

 
今回の5%還元でサヤ抜きと言いますか、利益を得ることができるのはせどりなどの転売をしている人だけなのではないでしょうか?

中小小売店から仕入れてネットで販売すればいつもの売上に5%上乗せされることになりますので。

 

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5%のインパクト

ポイント還元をめぐっては、これまで政府内で、消費税率の引き上げ幅に合わせて、購入額の2%分をカード会社のポイントなどで還元することが検討されていました。

 
クレジットカードで支払いした際に受け取れるポイント還元は、100円につき5円キャッシュバックとかではなく、クレジットカード会社のポイントでもらえるとなると、マイルにも交換できるということです。

僕が今年になって作ったANA VISAワイドゴールドカードで決済すれば100円の利用につき5マイル貯まり、マイル単価が4~6円になるビジネスクラスの航空券に変えれば、還元率は20%を超えると言うことです。
 

ANA VISAワイドゴールドカードをSFC修行に向けて取得しました
ソラチカカードを持っていたのですが、スーパーフライヤーズカード(SFC)には対応していないので、修行をする前に新しいANAカードの準備が必要でした。 ANAダイナースプレミアムをいつかは所有したかったので、本当はANAダイナー
クレジットカードの利用で貯めたポイントはマイルに交換するのが一番お得です
クレジットカードを選ぶ時にポイント還元率を気にする人は多いと思います。 しかしどんなに情報を集めても0.1%~0.5%程度の差がつくだけでしょう。 それよりもポイントの使い道をしっかり比較した方が得する事ができたりします。

 

この制度を悪用する人は必ず出てくると思いますが、一般市民が一番得をするのは中小小売店で購入できるものは時期が来るまで買い替えを控え、消費をできるだけ期間内に済ますことではないでしょうか?

その時にそなえて還元率ではなく、ポイント交換レートの良いクレジットカードを準備しておきましょう。

お得情報


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